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NPO法人長良川自然学校 オフィシャルブログ

長良川自然学校設立前夜

 長良川自然学校設立前夜

 

 数年間、自然や生き物、森、水などについての環境教育を学んできました。

色んな同志と出会い、いつも飲みながら遅くまで自然に対する熱い思いを語り合っていました。様々なアドバイスや意見を頂き想いを温めてきました。

自分なりに考えをまとめどのようなことをみんなに伝えて行けばよいか考えました。

やはり自分にできるのは体験活動しかないなと思いました。

 

そして、時は来た!

となると今日の音楽は「爆勝宣言」しかありませんね!

 


橋本真也入場テーマ曲「爆勝宣言」MonkeyFlipLIVE

 

 そして、2002年に長良川自然学校の前身のにこにこクラブを立ち上げました。

設立のきっかけは長良川ふれあいの森で行っていた岐阜市のもりもりくらぶ。

岐阜市のイベントで年に数回活動していました(多分)

参加者は60歳以上がほとんどでした。

たまたまその中で2,30歳代で参加をしていたものが3名。

飲み会をした際に勢いで活動をやってみようということになりました。

しかし、1名は仕事の4月の移動で参加できないことに・・・

 

ということで不安な中2名で活動を立ち上げました。

岐阜市の農林園芸課に相談して色々助けていただきました。

そして、ふれあいの森の一部を借りて遊び場としました。

担当の方に色んな人と繋いでもらい自分たちだけではできない活動ができました。

勿論立ち上げ時に資金もなく岐阜県の協働型県民活動促進事業の助成を受けて活動しました。

何をするにもお金がかかるし、資金調達の大切さを痛感しましたね。

 

活動として、親子向けの「にこにこクラブ」と大人向け「野の遊び人養成講座」を開催しました。

奇跡的に活動HPも残っています。

 

 にこにこクラブでは大胆にも森の中に秘密基地や滑り台、ステージなどを

作って遊びました。

多くの家族連れに参加いただきましたよ。

試行錯誤の中、色んなイベントを行いましたが今考えるとこれが長良川自然学校の元となっているなと感じています。

当時は実際やることが初めてなんで戸惑いや不安がありました。

参加者の皆様方に色々お手伝いいただいて無事に活動ができたと思います。

 

 同時に大人向けに野の遊び人養成講座も開催しました。

こちらは多彩なゲスト先生を呼んで環境教育プログラムや森、林業民俗学などを

学びました。

今ゲストを見ても凄いメンツを揃えれたなと感じています。

多くの参加者に参加いただきこの中から活動のお手伝いをしてもらえる人が出てきました。

 

そして1年の活動を終えようとする前に設立しました。

 

水の循環サイクル

 長良川自然学校設立のお話

 

そもそも、長良川自然学校を立ち上げる事になったのは・・・

愛読していたBE-PALを読み野田知佑さんに出会い著書を読むようになりました。

「日本の川を旅する」に感銘を受けそんな旅をしたいと思いました。

 

ということで野田さんの出身地の九州を舞台の映画「青春の門」の織江の唄を

しびれながら聞いてください。


織江の唄{青春の門}

 

 

そして東京で就職後休日は全国各地をカヌーとテントを持ち放浪していました。

全国の清流を巡り色んな体験と経験、出会いがありました。

清流のそばには必ず美味い酒、旨い食べ物、面白い人が住んでるんです。

 

その中でも水のきれいさと酒の旨さで一番良かったのが長良川

郡上八幡の町も良かったし、川で触れ合う地元の地元の人たちも優しかった。

 

会社を辞めて1年半程海外放浪をしていました。

カナダのマッケンジー川、アラスカのユーコン川をカヌーで下りました。

海外の北極圏近くの川も面白いのですがやはり大味に感じられましたね。

 

旅の中で日本の綺麗な川のそばで暮らしたいと思うようになりました。

そして長良川のそばで暮らそうと思い岐阜に越してきました。

でも越してきてから感じたのは長良川の清流の急激な汚れでした。

前に来たときはこんな川ではなかったのに・・・

地元のご年配の人に聞くと昔はもっときれいで鮎も川一杯にいて子供が夕食に

タモですくいに来ていたと聞きました。

 

なんでだろう?

原因を調べるうちに森の荒廃ということが分かりました。

初めて来たときになかった東海北陸道長良川沿いに建設が進んで行っていたのです。

ということで森について調べようと学ぶことに。

岐阜市であった森林教室や河川環境楽園の自然発見館に通いました。

そしてもっと森について学ぼうと思い、森林インストラクターという資格を取ろうと

月に一回長野の菅平にあるやまぼうし自然学校に通い学びました。

そして水の循環サイクルの大切さを痛感しました。

 

長良川には河口堰ができ川と海が全く寸断されよりひどくなって行きました。

岐阜のローカルテレビで前の知事が河口堰の魚道を行き来できない鮎は弱い鮎だけだ、

以前と環境が全く変わらないと力説していたのを観て唖然としました。

こういう私腹を肥やすことしか考えない首長の元で暮らすことがどれだけ

後世に悪影響を及ぼすかを考えました。

 

清流を守るには森を育てていかないといけない。

そしてそれをもっと伝えていかないと本当の清流は無くなってしまうんです。

 

一緒に水の循環サイクルについて考えてみませんか?

 

 

長良川自然学校オフィシャルブログを立ち上げました。

 こんにちは、にこ隊長です。

この度、 長良川自然学校オフィシャルブログを立ち上げることにしました。

 

今まで通り活動ブログは各イベントごとのブログにて紹介させていただきます。

このブログでは活動ブログ以外の思いついたこと等を紹介したいと思います。

これから不定期に更新しますのでお付き合いください。

このブログははてなブログさんのNPO支援プログラムに応援いただいております。

ありがとうございます。

活動ブログも順次移行させていただきます。

 

まずは、のんびり音楽でも聞きながらお読みください。

 

 

今回は始めということでクラッシック音楽の中でも私も大好きな華やかなものをチョイスしました、ゆったりと聞いてください。

 

このブログのジャンルとしては人力&自給系や自然学校にまつわることや子育てなどを中心に色々と脱線しながら伝えて行ければと思っております。

 

私の個人のブログとは別に、私の想いを伝えて行ければと思います。

私の想いとしては気ままに暮らしながら、化石系燃料の消費を減らし人力でできるものは人力で行いたい。

自分で食べるものはできるだけ自給し出所の分からない物や怪しい国から輸入したものはできるだけ口にせず暮らしていきたいと思います。

そして伝統を重んじ自然を守っていき次の世代につないでいきたいと思います。

 

もちろん今の世の中、夢や願望だけで暮らしていけるとは思いません。

でも少しだけでも今の世の中の流れに抗い、抵抗して生きていく、こんな人生を歩みたいと思っています。

 

そしてそういう考えのもとに長良川自然学校を立ち上げております。

少しでも同じ考えの人や世の中を変えていこうという人を応援できればと思っております。

 

長良川自然学校は今月で14周年を迎えました。

設立当初はこれほど長く活動できるなんて夢にも思いませんでした。

多く参加者やお手伝いしていただいたスタッフのおかげでここまで

続けていくことができました。本当にありがとうございます。

これからも明るく、楽しい自然体験活動を続けていきたいと思います。

設立以来様々なイベントを開催してきましたが現在では、

水の循環サイクルを考えた4つの体系的なプログラムをご用意しています。

 

そして、今までは主催者側(長良川自然学校スタッフ)と参加者に分かれて活動しておりました。

2017年度からはその垣根を取っ払った自由な集いを設けたいと思っています。

その集まりの名は「club solo

参加自由、一切の取り決めなし、各自が主役の活動を行いたいと思います。

このような考えを元に色々な遊びや暮らしを考えて行ければと思っています。

 

ちなみにこのブログ名のclub eden 勘の良い人ならわかりますよね。

 

それでは、さっそく、どっかに行きましょうか?